社会福祉法人あゆみ会が運営する保育園では、園児の最善の利益を考え、その福祉を積極的に増進し、生涯にわたる人間形成の基盤を養える場所と位置づけております。
そんな環境を目指すために、社会福祉法人あゆみ会では保育方針を『食育』、『体験保育』、『第二の家庭』、『躾』、『愛情』の『5つのこだわり』として高めてまいります。
- 地域福祉の向上に寄与する
- 母親の社会進出、就労の一助となる
- 保育所をして地域に向かって開かれた社会資源たらしめる
- 児童を心身ともに健やかに育む
ひとりの人間としての人格を大切にしながら、温かい家庭的な雰囲気の中で子供たちがありのままの「自分」を出し、成長できる場でありたいと願っています。
大きい子供は、小さな子供をいたわり、思いやり、守る心を身につけ、また小さい子供はそんなお兄ちゃん・お姉ちゃんに守られながら、やがて自分がそうしてもらった様に小さい子供に接するでしょう。
子供同士の自然な(年齢を越えた)交わりを見守り、“おとな”は「子供の自立を助ける人」でありたいと思います。
幼児期の子供にとって「遊ぶ」ことは何よりも大切な事です。太陽・水・土・木…。
自然の恵みをたくさん受けて、ひとりひとりが思う存分したい遊びを自ら見つけて遊べる援助を、私たちは惜しみません。ひとりひとりの意欲を感じ、伸ばしていき「生きていくことの楽しさ」を心から感じられる子供に育ってほしいと願いつつ、遊び中心の保育を心がけます。
自分ひとりではないこの空間の中で、他者の存在に気付き、思いやる気持ちの芽生えを見守ります。
自分の気持ちを伝える手段を覚えながら(始めはケンカもたくさんするでしょう…)話し合いの機会を持ち、自分の意志をはっきりと話せる力。相手の意見に耳を傾けることのできる柔軟な心の成長を願い「生きる力」を養ってほしいと考えています。
また、集団生活の中で年齢ごとに自分のできる事を知り、身の回りの生活習慣の自立をめざし、自信につなげながら、ひとりひとりの成長を喜び合える集団でありたいと考えます。
ご家庭への連絡は、年齢によっても異なりますが、主に毎月の園だより・おたより帳・クラスだより・個人ノート・個人面談によって密に図ります。園でのお子さんの姿、おうちでのお子さんの姿を連絡しあう中で、よりひとりひとりへの理解とケアを深めます。
社会福祉法人あゆみ会の保育園は、あゆみ会の「地域福祉の向上に寄与する」という理念から、地域の子育てを支援したいという想いからできました。幼児期を心身ともに健康に過ごすことが、その子の今後の人生にとっての礎となります。
この大事な時に保育を受ける子どもたちには一番密度の高い保育をすべきと思っています。
そのためには子どもだけではなく、保護者であるお母さん・お父さんへの支援も大切だと考えております。そのために、あゆみ会では保育園の全面的な支援のもと、「親育て」まで考えた子育て支援活動も行っております。
地域社会とのかかわりを大切にしながら、子どもたちの心身とも健康な成長を守るため保育に努めてまいります。