あゆみ会では、大人になってから必要とされる力である“仲間と協力する力”の
土台形成を大切にしております。仲間と一緒にチャレンジすること、目標達成をすること、
これらすべてに司るのは「人を思いやる温かい心」です。
私たちは、就学前の最も成長著しい大切な時期に食育、体験保育、第二の家庭環境、躾、愛情表現を
大切にすることで「人を思いやる温かい心」を育んでいきます。
毎日、ひとり一人に合わせた手作りの給食とおやつ
毎日の給食とおやつは、食べることが楽しくなるよう個別のアレルギー対応はもちろんのこと、必要な栄養素や色合いを楽しみ嫌いな食べ物でも好きになれるように工夫しています。
野菜嫌いが治る給食
子どもの嗜好に合わせた給食の対応が私たちの自信です。
卵アレルギーの子どもには、卵は除去しますが、卵のように見える疑似食事を提供します。同様に、野菜嫌いの子ども達には、嫌いな野菜を細かく調理を行うことや好きな食べ物に野菜を入れるなどの工夫をして野菜嫌いが治っていく子どもが多くいます。
おいしい給食は子どもの身体を大きくする
毎日、おいしい給食やおやつを食べる事で卒園する頃にはお子様の身体も人一倍大きくなっていきます。
「身体の健康が心の健康に育つ」をモットーに楽しく食事ができるように
盛り付けや色合い豊かな給食と手作りのおやつにこだわっています。
季節の素材を取り入れ、季節の変化がわかり、目で見ても楽しめる給食の提供を心がけています。
12年間もの間、高齢者施設で給食の献立や調理の開発を行う。よりおいしく楽しい給食の提供のために、タニタなどを研究し、独自の食育メソッドを確立し、素材を持つ味を味わいが分かる給食の提供をモットーとしている。
調理師 大木真由美
なぜだろう?の心の芽を育てる
毎日の生活は、子ども達にとって、常に新しい体験です。
なぜだろう?どうしてかな?そんな、子ども達の『心の芽生え』を見逃さず、その芽を大切に育てています。
自ら答えを考えられる力
子どもたちが、実際に体験する事で、沢山の事を考え、答えを出していく
私たちはその環境を整え、お手伝いしています。
私たちは、乳幼児期にしか体験できない「ごっこ遊び」や「社会の人と繋がる」体験を通じて、話し、考える力を育んでいきます。
学びの基礎力は、遊びの中で自然と習得することができます。
小学生になる前に「学びの基礎力」を身につけ、初めての体験でも果敢にチャレンジできる「あきらめない力」を育んでいきます。
年齢 | 体験保育の狙い |
---|---|
0歳 | よく食べ、よく寝て、先生やお友達の話をよく聴く |
1歳 | 遊びや歌遊びで子どもの興味を引き、集中力を高める |
2歳 | 園外の公園へ出かけ、しっかりと歩く力を身につける |
3歳 | 新しいことにも果敢にチャレンジしていき、自己の発揮ができる |
4歳 | 公共交通機関を使って、園外活動を行い、社会のマナーを知る |
5歳 | 気付いたことを言葉で表現でき、協調性を身につける |
ご両親よりも過ごす時間の長い場所だから
ご家庭よりも長く過ごす保育園。
たくさんのお友達や先生と一緒に過ごす環境は温かい環境であるよう。できる限り木の温かみを感じられる環境を作っています。
木の温かみの効果
室内が広々と感じ、子どもたちのストレスを緩和させ、活動に集中力か増す効果があります。
また、木づくりの環境は空気の浄化や湿度調整に効果があり、風邪などの感染予防に効果があると研究で実証されています。
保育所設計監理でとくにこだわって設計監理した場所はどこですか?
各年齢の保育室・プレイスペースの直接園児がふれる部位である、床及び腰仕上の建材を人工加工材とせず、天然木材を使用しました。 壁仕上についても、可能な限り天然成分に近いものを使用しました。
そのこだわりは子どもにどのような効果が生まれると考えられますか?
特に床及び壁仕上に採用した天然木材は、建材自体が呼吸するものであることから、室内環境を良くする効果があります。又、木材特有の木のぬくもりを感じられるものであります。
園児の生活環境を向上する事及び、精神衛生の向上が期待できるものであります。
できたの自信を育む
乳幼児期の自尊心を育むためには、子ども達の「できた」を褒める、他者から認められることで自信が育まれます。
躾の三要素
そして、乳幼児期に最も大切にしたいのは躾ではないでしょうか。あゆみ会では、躾の三要素である「①挨拶、②返事、③後始末」の習慣を身に付け、「できた」の自信を育んでいきます。
褒めるために叱る
また、私たちの保育は、「褒めるためによくなるように叱る」ことを大切にして普段の躾を行っています。
朝必ず挨拶をする
子どもへ
名前を呼ばれた時にハイと言える子どもへ
履物を揃え、イスをしまえる子どもへ
家と保育園(社会)の区別ができ、切り替えができる子どもへ育ってほしいという思いで躾の三要素に取り組んでいます。
未来は今の積み重ねです。ダラダラせずに、テキパキ仕事ができるようになるためにも躾の取り組みは非常に重要です。
園の中では、月1回のお茶会による正座や行儀よく座れる机と椅子の高さに調整でき、毎日の生活の中に背筋を伸ばす習慣が実に付くように取り入れています。
また、卒園した園児たちは小学生になっても45分の授業をしっかり受けてくれている子どもに育っていますと保育園に来た時にお話しいただけます。
基本的生活習慣を身につけていくためにも0・1歳からの躾への取り組みが非常に重要です。
「明日も行きたい!」保育園へ
子どもにとって保育園は、家庭という社会を超える新たな世界です。いち早く新たな世界に慣れるよう保育士がお子様の喜びや楽しみを引き出していきます。
「ぎゅ」が子どもの愛情を育む
ご両親と別れるお見送りの朝、子ども達はご両親と別れることが寂しくて涙が出てきます。そのような時には、保育士がお子様のそばに寄り添い、「ぎゅ」っと抱きしめてあげることです。そして、昨日の楽しかった思い出と今日の楽しい取り組みをお話して、安心感を持って自ら保育園に入っていきます。
大人になっても困ったことを相談することでできる、仲間と一緒に何事にも取り組んでいけるように私たち保育士との信頼関係は大切です。
ご家族以外の初めての社会とのつながりは保育園ですが、
初めて来る子どもにとっては不安ばかり。
いつもいつも笑顔で過ごすことで安心感に繋がり、
家庭の次に安心できる居場所となっていきます。
そして、お友達と一緒に初めての事ができるようになり、自信が身につく。
できることが増えるからお友達を助け、認め、励まし、褒めあうことができる。
そのためにも、保育士が毎日温かく迎え入れる姿勢づくりが大切であると考えています。